インテリアコーディネートのS様邸資料をまとめてお渡しし、
その後、各現場の対応や図面作成などなどなどなど。
設計の仕事の仕方って設計者によって人それぞれだな・・・と思います。
お客さまへの向き合い方、デザインへのこだわりのポイント
現場との関わり方など。
私はすごくこだわる部分とそれ以外のドライな部分があるのを
自分ではなんとなく感じていますが
そのポイントがお客さまの思う家づくりと合ってくれているといいなあ・・・。
ママ建築士ならではの設計ポイントは
ホームページでも、このブログでも書いていますが
最近一番気を使っていると思うのは
「納得して決めたかどうか」
という点のような気がします。
女性は特に、小さな不満が少しずつ少しずつ溜まっていく傾向があります。
それを溜めずに、ひとつずつ解消していくお手伝い。
変更してしまってごめんなさい、と言われることもありますが
我慢して不満が積もってしまうよりは良いと思います。
できる範囲、できる状況か否か、ということもありますが。
ただ、何でも話を聞くというわけではありませんので。
もちろん、良い悪いと言う意見もお伝えします。
それでも、「こうしたいんですけど、良いと思いますか?」
と聞いてもらえるということは
デザインの上では信頼されているのかな。
あと、ママ建築士だからこそ、気を使っている大事な点があります。
それは、ご主人にとって大切な場所。
女性中心になって家づくりの話をすると
どうしても奥様の動線や家事の仕方が話題の中心になるので
やはりご主人が家に何を求めているか
どんな空間で過ごし、どんな特別な時間を過ごしたいか
できるだけ聞きだすようにしているつもりです。
そして、実は密かに家の中心になる場所に
ご主人の城を作るのです。